自分に合った部屋探しとは?
さて、今回は「意外にいらない?!よくあるこんな条件!編」です。
多くのお客さんを接客や案内していると、、、
「その条件さえ外せば、もっと選択肢が広がってるのに、、、」
と思うことが多々あります。
さらに「この条件を外せば家賃帯もグンと落ちるのに、、、」というのもあります。
それも比較的満足度が低い(数年間住み続けるはずが、結局一年で退去してしまう等)条件を事前に指定されることが多いのです。
それを今回の記事で紹介していきたいと思います。
まずはロフト付き物件です
※フリー素材サイトphoto-acさんより頂いたイメージです(https://www.photo-ac.com/)
イメージ写真のように梯子があり、通常のワンルームタイプの部屋に「上の階」が生まれるといったものです。
これは取り外し可能なので収納スペースとしても寝室スペースとしても使われる方がいます。
これは便利!ということで条件に加えられるのも納得できますね。
しかし
ロフト - Wikipediaにもあるように
「屋根の直下にある部屋や階は、寒暖の差があるため居住には使われず、めったに使わない物を置く倉庫として使われる。またこうした屋根裏や最上階が特殊な用途のために使われることもある。」(上記リンクWikipedia ロフト ページより引用)
一言でいうと
夏は冷房が行き届きにくく
冬は日が差しこみにくい
のです。
夏は暑く冬は寒い、、、そうなると収納スペースになることが多いです
そして
単身者向けではロフト部分の天井が低い物件がほとんどなために使い勝手が悪く、滅多に使わないような物の収納スペースになってしまい
「これだったら収納スペースの多い他の部屋を検討しておけば良かったなぁ」
と言われる方が主な退去の理由になっています。
ロフト付き物件は戸数が少ないので、これは条件として外したほうが
余程のこだわりがない限りは賢明といえるかもしれません。
次に前回記事
の終わりでまとめて紹介しました①独立洗面台と②2,3口コンロです。
初めて一人暮らしされる方は特に今までの暮らし(実家)のイメージを持っています。
これは当然のことと言えるでしょう。
新生活で新しい環境に順応しなければならない、、、、でも!!一息つくような「家」は少しでも慣れた環境に近づけたいという思いもあるでしょう(私はそうでした笑)
そこで上記2つの条件を加えられる方が多くいます。
しかし
①独立洗面台
↑これを外すだけで都心近郊では
家賃相場は約1万ほど下がります
参考までにこんなイメージです。100円ショップやニ〇リで売ってるような収納グッズを使えばさらに使い勝手もよくなります。
次に
②2,3口キッチン
です。
これも都心の一人暮らし向けでは
このタイプが一般的です。
「えぇ?こんなに小さいの?収納とか大丈夫??」
と思われるかもしれません。
これも↑で書いた「実家とのイメージ」とのギャップです。
「実家」というと世帯ですので通常3~5人分もの調理設備が必要になってきます。
そしてそのキッチンを当たり前のように見てきているはずです。
しかし
一人暮らしだと調理師専門学校の方や料理を絶対に頑張るぞ!
と強く意気込む人でない限りは
このくらいで十分という声をよく聞きます。
大切なのはイメージの塗り替えです。
実際に上のイメージのキッチンで自炊をしている自分を想像してみると案外事足りてしまいます。
イメージしづらいという方は、これよりもう少し大きめなキッチンを実際の内見で探してみるといいかもしれません。
これも家賃相場に大きく影響してくる「条件」なので、ここに書きました。
最後に都心近辺で書いてきましたが家賃相場の参考サイトもあるので参考までにどうぞ。
そして
これを知っておけば家賃を抑えられる!?
というのもあります
それは次の記事で紹介します
→次